はじめまして。
都内で営業職として働く、20代男性です。
東京生まれ東京育ち、人生の半分は山手線の内側で過ごしてきました。

このブログでは、日々のちょっとした出来事や、ふとした瞬間に思い出した過去の話などを、気楽に綴っていこうと思っています。
仕事や人生に追われるなかで、「昔の自分、こんなこと考えてたなぁ」とふと振り返ることが最近増えてきたので、備忘録的に。

今回は、そんな思い出のひとつ。
まだ学生だった頃、教職課程をとっていたときの話です。
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あれはたしか、春先の夜でした。
教育実習を目前に控え、提出書類を書いていたときのこと。
「教育実習調書」という、いわば履歴書のような書類の中に、「趣味」という項目がありました。

別に趣味がないわけじゃない。
でもなんとなく気になって、「趣味 書き方」でネット検索してみたら、出てくるのはおせっかいなアドバイスばかり。
「履歴書に書く趣味は“努力が見えるもの”や“才能を活かしたもの”が望ましい」だなんて、なんだか肩が凝るようなことばかり。

僕は「音楽鑑賞」と「ラジオを聴くこと」と書こうとしていたのですが、手が止まりました。
そのとき、ふと思い出したのが、バイト中の自分の姿でした。
当時、スーパーで品出しのアルバイトをしていて、作業は単純だったので、いつも頭の中は妄想でいっぱい。
「自分は将来、何になりたいんだろう?」

そんなことを考えては、いろんな職業を思い浮かべて、自分に当てはめてみる。
向いてるか、似合うか、楽しそうか……そんなことを考え続けてるうちに、作業は遅れがちで、上司から「スピード感のある仕事に期待」と評価されたこともありました(笑)。

でも、あの時間って、自分と向き合っていた時間でもあったんですよね。
だから僕は、調書の趣味欄に思いきってこう書きました。
「自己分析」
奇妙と言えば奇妙。でも、どこか自分らしい気がして、気に入ってしまったのです。

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その夜、寝る前にふと目に入ったのが、買ったまま途中だったハライチ岩井さんのエッセイ『僕の人生には事件が起きない』。
「尖ってるけど的確」な彼の言葉に、当時の僕はなぜか妙に感化されてしまいました。

「意識の高い自分でいなきゃ」
「ただ読むんじゃなくて、自分と照らし合わせながら読もう」
なんて意識高めのモードに入り、以前よりずっと深く本を読むようになっていました(たぶん気分だけですが)。
そして、ふと思ったんです。
「自分の日常を、文字にしてみよう」
案の定、この日記はすぐに終わったんですが(笑)、こうして今、社会人になった自分がそれを思い出し、再び文字に起こしている。
不思議ですね。
自分の過去を、笑いながら振り返れるようになったのは、少し成長できたからかもしれません。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、また別の思い出話か、今の日常のひとコマを書いてみようと思います。
更新は気まぐれですが、また覗いてもらえたら嬉しいです。

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